権限タブ

Q:アクセス権の設定ができません。

A:アクセス権の設定は有料のプロフェッショナルエディション、エンタープライズエディションの機能です。
お問い合わせフォームよりお申込みいただき、プロフェッショナルエディション、またはエンタープライズエディションをご購入ください。

●既にプロフェッショナルエディション、エンタープライズエディションをご利用の場合以下をご確認ください。

  • 動作に必要な.NetFramework 4.5はインストールされているか
  • Windows Updateは最新まで適用されているか
  • 対象フォルダ・ファイルへのアクセス権が付与されているか、所有権を所有しているか。
Q:「権限継承フラグ」はどのような判定で、「継承している」「継承していない」を判定していますか。
A: 以下の条件になります。
    1. [DIFF(継承しているが追加設定あり(親のアクセス権と異なる))]
      「子オブジェクトに適用するアクセス許可エントリを親から継承し…」
      の項目にチェックが入っている場合
      かつ
      継承なしACE(アクセス制御エントリ)が”1件以上”
    1. [空白(継承している(完全一致))]
      「子オブジェクトに適用するアクセス許可エントリを親から継承し…」
      の項目にチェックが入っている場合
      かつ
      継承なしACE(アクセス制御エントリ)が”0件”
  1. [NIF(継承していない)]
    「子オブジェクトに適用するアクセス許可エントリを親から継承し…」
    の項目にチェックが入っていない場合

※参考ドキュメント(ACE, DACL)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/700whatisacl/whatisacl.html

 
Q:SID-historyのSIDからユーザー・グループ情報は表示できますか。

A: SIDHistoryのSIDを使用してActive Directoryの情報を取得する仕様にはなっておりません。
そのため、SIDHistoryにSIDが格納されているユーザ・グループについてはSIDの表示になります。

権限レポート出力時にも下記のように表示されます。
「Error=検索できませんでした。CaD_DirectoryFindOneEx.GetNTAccountProperty_(Cache Or Realtime)」

SID-historyについては下記をご参照ください。
SID-history(当社ブログ)

 
Q:画面右側の「権限を親から継承します」チェックボックスが操作できません。

A: Windowsエクスプローラの詳細設定「このオブジェクトの親からの継承可能なアクセス許可を含める」チェックボックスも操作できない場合は、ログインおよびファイル権限デザイナーを操作しているユーザーが該当のフォルダに対する変更権限を持っていません。

変更権限を持つユーザーで操作しなおすか、Administrator権限のユーザーで操作してください。

 
Q:フォルダにアクセス権を設定する際にグループを指定しますが、そのグループ内のアカウントの権限を参照できますか。
A: メンバーを参照したいグループをクリックするとユーザアカウント情報表示画面が表示され、所属するメンバーが表示されます。
ユーザをクリックすると、ユーザが所属しているグループが表示されます。
 
 
Q:NTFSフォーマット以外にも対応してますか
A: NTFSフォーマットのみの対応となっています。
※Windows Server 2012より導入されたReFSについては未対応です。
 
Q:複数のドメイン配下にあるファイルサーバーに対してアクセス権を設定することは可能ですか。
A: 別ドメイン配下にあるファイルサーバーへのアクセス権設定は出来ません。
ファイル権限デザイナーを実行するコンピューターを別に準備してください。
※この場合、複数のコンピューターにインストールすることになりますので、必要台数のライセンスは必要となります。
 
 
Q:信頼関係にあるドメイン間で利用することは可能ですか
A: 信頼関係を結んでいても、参加しているドメインのアカウント(グループ)の情報しか操作できません。
そのため、ドメインAとドメインBの信頼関係が結ばれていてもドメインAに参加した端末から、ドメインBへの操作はできません。(表示は可能です。)
 
Q:設定した共有フォルダを記憶することは可能ですか。
A: 一度アクセスした共有フォルダは、次回起動時に[マイネットワーク]の下に表示されます。
 
Q:ファイル、フォルダの所有権を取得したが、アクセスできないとのメッセージが出力されます。
A: 所有権を取得しても自動的にアクセス権は付与されません。
所有権取得後、「行追加」ボタンが有効となりますので、必要なアクセス権を設定してください。
 
Q:「表示名称」に何も表示されません。
A: アカウントに対する表示名が設定されていない場合、表示名称は空白となります。
 
Q:設定できるアクセス権の意味を教えてください。
A: マニュアルを参照ください。
詳しい技術情報については、マイクロソフト社のアクセス権に関する情報を参照ください。 アクセス制御
 
Q:アクセス権を追加・変更しようとすると、以下のメッセージが出力され、権限の変更ができません。

attempt to perform an unauthorized operation.
許可されていない操作を実行しようとしました。

A: 操作しているアカウント(ログオンしているアカウント)が、操作しようとしているフォルダに対し、以下の条件を満たさない場合に発生します。
条件:フルコントロール権限がある、もしくは、所有者である。

このメッセージが出力された場合は、対象のフォルダに対し【所有権】のボタンをクリックし、所有権を取得してください。

 
Q:ドライブアイコンをクリックすると以下のメッセージが表示され、ドライブ内のフォルダーやアクセス権が表示されません。

オブジェクト参照がオブジェクト インスタンスに設定されていません。

A: Windowsのサービス「Server」が停止している可能性があります。
ファイル権限デザイナーを終了し、「Server」サービスを起動後に改めて操作してください。